こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#192【読書感想】世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

サラダには岩塩とオリーブオイルが一番かなと思ってます。

どうもこまこまです。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)を読了したので記事投稿します。

 

この20年で世界の中で日本企業が負け続けた原因の一端はイノベーションを生み出せなかったから。

組織が分業化しシステム化していくと自分と関係のある数字しか追わなくなる。

人間は遺伝子的にも環境的にも他者との繋がりのなかで生きていく動物。

論理的かつ理性的に考えられた商品やサービスは既存のマーケットや仕組みから脱却することができない。論理的思考は他人と同じような答えだけ生み出されてレッドオーシャンの中で戦うことになる。

 

日本の教育界では他人と比較しやすいような、尺度をあてやすい偏差値教育が横行している。偏差値の世界では論理的な思考力を鍛錬するプログラムに重点が置かれているので他人と同じ価値観の中で努力する。

 

私も偏差値教育の成れの果てに育成されたひとり。

自分は何を学びたいのか全く分からないままに行きたい大学は偏差値から導かれた。

自分はいったい何のために生きてるのか分からなくなって欧州一人旅などしてみたが何も見つからない。そもそも何も自分の中に指標となる軸ができていないのに自分探しをしてみても見つかる訳がない。

 

昔から周りの人とは上手に合わせることができるタイプで学校で孤立することはなかったものの孤独な時間が好きでした。ひとりで頭の中の仮想空間で野球の試合をしていたり。

高校を卒業すると周囲の友人もバラバラに大学へ進学した。今では信じられないがスマホもないので方々の友人へ電話して集まっては飲み会するようなことを主体的にやっていた。

社会人になると職場の飲み会やレクレーションにも参加しつつ周囲の人間関係をそれなりに大事にしながら過ごしてきた。

結婚して子供も生まれると自分の時間もなく子育てに没頭する毎日。家族との時間を大切にしながら仕事にも精を出す。

いつの間にか子供たちも大きくなり自分の時間も持てるようになった。

今だからこそ自分を見つめ直す必要があると感じる毎日。

 

今49歳になりもうすぐ50歳。不惑から天命を知るはずの50歳になる。

もっと学び続けて教養があり知性や品位が感じられるような大人になりたい。

 

それにしても美意識を鍛えるためには絵画鑑賞が必要かなと思いながら、とりあえず自宅で映画やアニメ鑑賞を積極的にやってみる。

 

 以上こまこまでした。