読書は最高にコスパがイイ自己投資。
どうもこまこまです。
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考を読了したので記事を投稿します。
最近よくいわれるのが「VUCAの時代」と「人生100年時代」。
今年(2020年)は、新型コロナウィリスの影響で世界的パンデミックでとんでもないことが起きた激動の年になりました。
世界中の人がマスクを着用し飛行機での移動はほぼなくなり日本各地の中国人観光客は霧消しました。
様々なルール変更やイベントの中止が相次ぎました。
地域のマラソン大会や花火大会、夏祭りは軒並み中止、息子の中学最後の中体連も中止、職場の歓送迎会や退職激励会も中止(こちらは嬉しい悲鳴)。
ニューノーマルやアフターコロナと言われる時代のなか自分の価値観の座標軸をアップデートすることが求められています。
本書では変化の激しい時代に対応できるような思考力を育むにはアートが必要と書かれています。
数学は答えがはっきりしていて論理的な思考力を鍛えるような学問。
一方で美術は答えがなく自分で生み出すことが必要でクリエイティブな思考力や答えを探求し続ける能力を鍛える学問。
何もないゼロからイチを作れることが価値を生むこと。
写実的で論理的な遠近法を交えて描かれた絵画には美しさの価値観が分かりやすいが、ピカソの抽象画のような非論理的な絵画の価値観は分かりづらい。
しかし、いまの時代には非論理的な思考力が求められています。
論理的な思考や既に存在するマーケット、データからのつながりから生み出したプロダクトにはイノベーションはない。
こちらから学ぶことができます。
求められているのは既成概念にとらわれず新しい価値を創造しイノベーションを巻き起こす能力ではないでしょうか。
例えば…
人吉市から鹿児島へつながる肥薩線というローカル鉄道に古びた駅舎があったのですが、リノベーションによりお洒落なフレンチレストランと高級宿に生まれ変わりました。
さらに…
株式会社アドレス(ADDress)は、全国の空き家をリノベーションし再生した家に月額4000円で宿泊できてワーケーションや多拠点生活といった新しいライフスタイルを提示している。
以上の事例は、全国に増え続ける空き家の活用やローカル駅舎を軸とした地域活性化といった社会的な問いに対して新しい価値観で課題解決に挑戦しているもの。
アートだけでなく哲学や歴史といったリベラルアーツを学ぶことが大切なことかなぁと日々考えてます。
以上こまこまでした。