どうもこまこまです。
落合陽一さんの
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
を読了したので記事を投稿します。
落合陽一さんは筑波大学教授、実業家、メディアーアーチストなど何足わらじを履いてるか分からない現代のスーパーマンです。
最近はテレビでもコメンテーターとして活躍してます。
スマホがひとり一台となったうえAI時代の到来により人間の役割が変わります。囲碁やチェスなどテーブルゲームでは人間がコンピュータに負ける時代。
人間がするべきことはクリエイティブな部分になるので仕事も教育も変わる、、べき。
昭和、平成の価値観として偏差値教育というレッドオーシャンのなかで他人と競争して少しでもいい高校、いい大学を目指して大企業に入社して会社内の出世競争にも勝っていくという価値観はもはや陥落した。
ちなみに私は地方の国立大学に行きたくて高校3年生の夏休みからめっちゃ勉強しました。学生は勉強が仕事みたいなものです。他に趣味もないしやることありますか?ないので勉強する一択でした。
何の仕事をしたいかは二の次。
だって当時はネットもないし、、、この世の中に仕事が何があるか分からないし。
令和の時代は、他人と違うことブルーオーシャンのなかで自分が好きなニッチな事を極めるような十人十色な時代です。他人がやってることの真似事では尖ったモノはできません。今の子供達は生まれたときからネットやスマホが当り前になってる環境の中生きているのでオッさんとの世代間ギャップが甚だしい。
そもそも、学校の先生たちが今の子供たちの価値観についていけるわけがない。今の時代で子供たちのなりたい職業にユーチューバーがランクインするのは、子供達がみてユーチューバーが楽しく遊ぶことでお金を稼いでいると分かってるから子供なりの素直な考えなのだ。
でも時代錯誤の先生たちには理解できない。
先生たちは普段から俗世にリーチすることすら困難で視野狭窄。
本ではワークライフバランスではなくワークアズライフといってます。
つまり「労働とそれ以外という概念ではなく人生はワークでもありライフでもある。」労働者として対価をもらうのではなく好きなことで価値を生み出すことだという。
しかし、ここで私から疑義あり。
好きなことをしてお金をもらえる人がどれだけいるだろうか。電卓しかなかった時代からパソコンとネットが普及した現在においても同じ職業を25年間してきたが、何も仕事は楽にならないし、逆に求められる仕事の質が向上してやるべきことも増える一方でストレスフルな業務が多い。
なのでAI時代になっても人間がやるべき仕事の量は変わらないのではないか。
資本主義経済では経営者とその資本によって使用される労働者という構図は変わらないので、いつまでたっても労働でしかお金を稼げない民は労働という自分の身体を資本とするしかない。
一方で次のように考えることもある。
経営者は労働者に働いてもらってお金を稼ぐシステムからAIとロボットに稼いでもらうシステム(資本)構築へ進化する。
さすれば人間に働いてもらう必要がなくなる。その時人間は労働の必要がなくなり働くことと遊びがイコールになる。
遊びから社会のためになる価値が生み出せれば話は完結するがそう簡単ではなさそう。
筆者いわく、「遊びには趣味性が大事でこの趣味性に違う職業はこれから先は理にかなっていない」。
なので、筆者は「仕事になる趣味を3つもとう」と提言しているが、そもそも皆さまはそんな趣味自体がありますか?さらに職業につなげる必要があるとか…それはちとつらい。
皆さんが何の報酬で喜ぶかを意識して自分の好きな遊びを人生の中に落とし込み習慣化していくことが大事になっていく。
習慣化するには報酬という概念が大事になる。毎日ブログを書くことやツイッターを続けることに何も報酬がないと習慣化は難しい。
パチンコや競馬などのギャンブルにしてもスマホゲームのガチャにしてもマズローの欲求5段階の最高ランクの「自己承認」により脳内のドーパミンやセロトニンが分泌される。
これらの報酬系の脳内ホルモンにより短期的な幸福感を感じることができる。
また、自分の好きな遊びを発見するには行動するしかない。行動してみないと自分の特性に合っているかどうかが分からないから。
しかし、筆者はいう「自分が主体の人生はストレスがかかる。」と。
謙虚に生きること、自分は70憶分の1にすぎないと考えること。自分の主体性を重んじたり過剰に重要視してしまうと自分の情報収集とその分析という余計な手間が増えて疲れてしまう。謙虚でいた方が生きやすい。
皆さんSNSは過ぎたるは及ばない、ほどほどに。
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
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以上こまこまでした。