こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#107 【読書感想】GIVE&TAKE与える人こそ成功する時代

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どうもこまこまです。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

を読了したので投稿します。

 

著者のアダム・グラントは組織心理学者でTedでもこの本の内容についての動画があります。

 

心理学的に人間には3タイプ存在する。

イカーとマッチャーとギバーです。

イカーは他人からとにかく何か得ることが全ての人。

マッチャーはギブ&テイクのバランスをとる人。

ギバーは他人への貢献だけ考える人。

この3タイプの中で一般的に成功者に多い人はどのタイプか?

それはギバーです。人は与えられると恩義を感じます。ギバーは他人から社会から信用、信頼を得ます。経済活動やビジネスの中で信用や信頼は最も大切なものです。

 

社会は人とのつながりで成り立っているのでギバーは成功しやすい。さすがにギブし過ぎて自分自身が枯渇するのは問題あるので対局にある失敗者にも一定数のギバーはいる。

 

イカーは他人から時間やお金を搾取する。自分自身も他人の時間を搾取してしまっていることに気付いていない、自覚がない場合がある。

あなた自身はどうですか?

 

マッチャーは、ギブ&テイクでバランスを取るため理にかなっているようですが、始めから見返りを期待する人は相手に見透かされてしまいう。見返りを期待するほど見返りは返ってこない。

 

ギブ&ギブの精神で一方的な親切を受けると人はあなたが困っているときに助けたくなる。

 

あなたは今幸せですか?

「幸せです」と即答できる人はなかなかいないかもしれません。

よくもっとお金があればとか、もっといい家に住めればなどとたらればの話を聞く。

でも今の時代で物質的なものに幸せの根拠を探しても見つからないはず。

 

今の自分の状態から引き算で考えると自分の今がいかに幸せな状態かと気付ける。健康な身体、家族に何も不幸なことがないこと、自由な時間があること…。

 

私たちは人とのつながりの中でしか生きていけません。地球上でひとりだけになることはない。私たちは誰か他者がいるから生きていける。だから他者へ与えることが成功しやすいし幸せの近道ではないか。

 

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

 

 

以上こまこまでした。