どうもこまこまです。
働き方改革とコロナの影響から在宅勤務や時差出勤、積極的な年休取得が周囲からよく聞かれるようになりました。
在宅勤務に対してはいろいろ賛否両論があるようです。
賛成派の意見
- 通勤時間がなくなりストレス軽減
- 自分の部屋で集中して仕事が捗る
- 子供の世話や家事をやりながら仕事ができる
批判的な意見
- 仕事とプライベートの時間があいまいで長時間労働を助長
- 自己管理が求めらるが誘惑に負けてしまう
- 周囲のメンバーとの意思疎通が図れない
そもそも働き方改革の本質は何か?
厚生労働省のHPには次のように書いてあります。
我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。
加えてコロナの感染拡大防止の観点からリモートワークを推進しようとしても消極的な人が多く地方の在宅勤務率が伸びない。
在宅でできるようにする積極的な言動より仕事は在宅ではできないことを前提とした発言が大半で、
私はそこに違和感があります。
そもそも仕事内容が在宅勤務には向かない労働はさておき私の周囲で在宅勤務が伸びない理由は次のとおり。
- 勤勉な気質や職場でしか仕事ができないというメンタリティが強いこと。
- 在宅勤務は仕事してないと周囲からみられる
- 職場で仕事するものという固定観念が強い
人生の多様な価値観から個人の自由な働き方を選択できるか。
自分なりに考えていると、そもそも日本人は、何事も選択肢から判断することに慣れていない民族だからすぐに、思考停止してしまう。
学校では詰め込み教育から記憶力は求められるが、点数化しにくい思考力はあまり焦点が当たらない。
また人間は怠惰な生きものなので、できる理由を考えるよりできない理由を考える方が楽です。
運動や勉強を継続するより認知的不協和から、できない理由を考えて自分を正当化する。
すっぱいブドウですね。
死のことを普段から意識して生活するのは難しいけど、
人はみんないつかは死を迎えることになります。
自分の人生の時間は有限です。
死ぬときに後悔しないように、やりたいことに自分の時間を過ごすことが大切ですが、やりたいことが見つからない人は多いのでは。
仕事に追われる時間を楽しむ人は少ないはずなのに、みんな職場で仕事する毎日に疑問を持たない。
働く時間や場所を、自分軸で選択できる環境が整備できているのに、自ら選択しようとしない。
その本質的な理由はやりたいことがみつかっていないことの証左ではないか。
以上こまこまでした。