どうもこまこまです。
私は就職してすぐに自分の無力さを痛感しました。何も知らない…。
周りの上司や先輩に仕事を教わって一人前になるまで7〜8年はかかった感じです。どこの組織でも育成して戦力になるまで時間がかかります。業務に関するスキルや知識、業界の慣習など今の自分には当たり前に知ってることでも最初はゼロからです。
今になって思えばどうしてそんなの覚えたのかよく分からない。すべてが書籍から習得したものではないし、先輩から教えてもらったものでもないけど知ってることって多い気がします。
私は土木技術者として25年間経験してきました。土木の醍醐味は何といっても土木構造物をつくりあげる、ものづくりにて達成感が味わえることです。
先日、完成が近づく橋の復旧現場で次のようなツイートをしました。
熊本地震で壊れた橋がようやく完成し蘇ります。土木技師にとって感無量の時です。 pic.twitter.com/9XbuWlOfpo
— こまこま (@komakoma41) 2019年8月16日
土木分野の技術的な知識はある程度持ってる自負があります。ここまで明確に主張できるのは土木分野で最高峰国家資格として認知度が高い技術士を取得したことが大きいです。技術士は文部科学省管轄の国家資格で土木分野では最も権威ある資格として位置付けられてます。
この資格は仕事上はとくに必要ありません。取得したからといって手当も付きません。それでも自分の有形、無形の資産となり自分を誇れるものとなりました。一方で取得した当時は周囲からネガティブなことを言われたりしました。もちろん応援したり好意的に思ってくれた人がほとんでしたが中には妬みやっかみ人間が必ずいます。そんな外野の声は無視するのが一番です。
当時の自分が、資格に挑戦する自覚を持つため、勉強時間を確保するために工夫していたことを書きます。
まずモチベーションの観点から泊まる必要がないのに一人勉強合宿としてビジネスホテルに宿泊しました。ホテルに缶詰め状態になるのをあえて自分から作りだしました。ホテル代を身銭切ることで自分は覚悟を決めたというマインドセットとなりその後のやる気継続に役立ちました。併せて資格勉強に必要な書籍も自分への投資として身銭切ってどんどん購入しました。
次に毎日の勉強時間をある程度積み上げる必要があります。社会人にとっては結構これが大変なのですが、あえて職場で勉強する。当時私の職場は自宅から歩いて7分くらいの場所だったので、一旦、自宅に戻って夕飯や休憩したあとにまた職場に戻る生活。職場には机にパソコンが完備してあり誰もいない職場は最高の勉強部屋でした。
無事に一発合格できたのですが、次年度には結婚して子供も生まれたので勉強時間の確保は相当難しくなってました。この時に真摯に国家資格の受験勉強に取り組んで正解でした。
ちなみに私はそんなに取得しなくてもいい国家資格の試験をもうひとつ社会人になって挑戦してます。過去にブログ記事にしてます。
以上こまこまでした。