#175【読書感想】金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

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時間は資産であり隙間時間はすべて読書という自己投資。

どうもこまこまです。

改訂版金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

を読了したので感想記事を投稿します。

自分がこの本を選んだ理由
著者情報
引用を交えた感想①
引用を交えた感想②
引用を交えた感想③
まとめ

自分がこの本を選んだ理由

学校ではなぜかお金のことを学ぶことはない。

社会人になれば大人になれば最も重要なことなのに学習する機会がない。

大抵の人は大学に４年通いそれで勉強は終わり。でもお金についての勉強は一生続く。学べば学ぶほど知らなくてはならないこと。

お金に関する教育が自分に足りないことが問題だと気づく人はほとんどいない。

なので書籍購入してお金のことをしっかり学んでおきましょう。

著者情報

著者名：ロバート・キヨサキ

ベストセラー「金持ち父さん・貧乏父さん」の著者として知られるロバート・キヨサキは、世界中の多くの人々のお金に対する考え方に疑問を投げかけ、その考え方を変えた。ロバートの考え方は社会通念と対立することも多いが、率直な、時としてそんで勇気ある発言をするとの定評がある。彼はまた、ファイナンシャル教育の大切さを情熱を持って語る提唱者として広く知られている。（本から引用）

引用を交えた感想①

中流以下の人間はお金のために働く。（中略）本当に何かを学ぶためには、たくさんのエネルギー、情熱、どうしても知りたいと言う欲望がないとダメなんだ。怒りも原動力の1つになる。情熱は怒りと愛が合わさったものなのだから。お金の事となると、大抵の人は安全そうなことだけやって安心していたいと思う。つまりそこには情熱はない。そういう人は恐怖に動かされているんだ。

お金は人間が作り出した道具にすぎない。一万円札を製造するコストに一万円はかからない。だけど人間社会にはモノやサービスの交換に必要とされ信用されているのがお金。お金が不足して借金に苦しみ人生が破滅することもある。そのことがテレビや新聞、雑誌などのマスメディアから流布される。さらに映像や言葉によりマスメディアが人間の消費したいマインドを刺激してくる。

もともと買う必要がないものまで買ってしまう経験はないか。食事でも日用品でも洋服でもバックでも靴でも何でもクレジットカードがあれば買える便利な世の中で最近ではスマホでポチっと買えてしまう。なのでマネーリテラシーと自制心が大事。ジャンクフードやコカ・コーラ、お酒、たばこ、パチンコ、競馬など簡単に快楽を与えるものには要注意。

引用を交えた感想②

本当の資産家たちはお金についての知識を大いに利用して、さっさと逃げ道を見つけたそして自分たちを守ってくれる会社の影に身を隠した。会社は金持ちを守るものなのだ。
会社と言うのは、実質的には弁護士事務所のファイルキャビネットに入っている、何枚かの法的書類を閉じ込んだ一通のファイルに過ぎない。

会社や税金について学校では何も教えてくれない。なぜかというと一部の金持ちの特権だし国は大量にサラリーマンを養成したいから。サラリーマンからは簡単に収入を把握できるし税金を簡単に徴収できる。

会社を経営する側にとっては人的資本＝サラリーマンが必要となる。自分は遊んでいていてもいい。ただし最後の責任はとる必要があるしそれだけのリスクを負う。なので国は積極的に起業家の支援を行って雇用を生み出そうとする。そこで雇う側＝経営者と雇われる側＝サラリーマンという図式ができる。資本主義ゲームでは実は雇う側か雇われる側の選択肢があるのだが、この事実を理解している人は少ない。

引用を交えた感想③

私が現在の学校教育が馬鹿げていると思う理由はここにある。学校では、間違えるのは悪いことだと教えられ、間違えると罰を受ける。だが実際に人間がどのように学ぶかを考えてみればわかるが、人間は間違えることで学ぶ。私たちは転びながら歩くことを学ぶ。もし、全く転ばなければ、歩く事はできないだろう。自転車の乗り方を習うのも同じだ。

失敗から学ぶことは多い。しかし今の社会は失敗に寛容さがないので経営者もサラリーマンもみんな失敗を恐れ挑戦をあきらめてしまう。会社で働いているといつのまにか「飼いならされた犬」のようになってしまう。