こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#196 【読書感想】リビング・シフト

リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来

読書は最高にコスパがイイ自己投資。

どうもこまこまです。

 

リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来を読了したので記事を投稿します。

 

新型コロナウィリスの影響から東京一極集中から地方分散社会を促進するため地方への移住やワーケーション、多拠点生活が注目されています。

今までも国家首都機能のリスク分散の観点から幾度も東京一極集中を緩和することが提言されてきましたが遅々として進みませんでした。が新型コロナにより強制的に都市の過密化に対してレッドカードがたたきつけられました。

 

一方で働き方の変容も東京から地方への流れを促進しています。

テクノロジーが進化しスマホやパソコンがあれば住む場所を問わない働き方をする若者が多くなってきてます。

立っていることがやっとの超満員電車で1~2時間かけて職場に通勤することにどれだけの価値があるか個人も企業も見直しています。

 大学ではオンラインの授業が一般化しキャンパスの価値が問われ、企業の一部ではリモートワークにより在宅勤務が一般化するなか職場の価値が問われています。

私たちは歴史的に見たときに間違いなく大きな時代の変換点にいます。

本書は新型コロナで様々な価値観にリセットがかかる前に出版されたものですが自然環境が豊かな地方で働くことを提唱しています。

 

個人的にも私自身が定期異動で職場が変わり人生で初めて1時間半の自動車通勤を余儀なくされました。地方の田舎なので電車通勤も選択できませんが毎日の往復3時間の通勤時間は身体的にかなり負担となっていました。

そこで職場まで歩いて10分の単身赴任生活をはじめたところ自分の自由時間が多く生まれて快適でした。

諸般の事情で単身赴任生活は終わりましたが、自分の生き方は選択できるし私自身が「これからの生き方」をじっくり考えることができました。

一昔前に比べると職場での働き方に関わる価値観も変わってきていることを体感しています。

ワークライフバランスという言葉が定着し時間外労働もかなり制約され時差出勤や育児休暇、積極的な年休取得も当たり前になってきてます。

人生において相対的に仕事していない時間が多くなってきました。

個人的には家族と過ごす時間や読書の時間が多くて充実した毎日が自分の幸福感をあげていることを日々実感しています。

 

これからの生き方で大事な三つのコンセプトとして①多様な価値観、②持続可能なこと、③自己中心的他者貢献と思っています。

この辺りは北野唯我さんが書いたこれからの生き方。 自分はこのままでいいのか? 問い直すときに読む本を読んだのでそっちで読書感想を書きます。

以上こまこまでした。 

リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来

リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来

  • 作者:柳澤 大輔
  • 発売日: 2020/03/18
  • メディア: 単行本