こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#215 人生11回目の異動内示

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コツコツと家計収支の見直しを始めて家族経営を頑張る庶民派ブロガーこまこまです。

 

県庁生活も22歳で入庁して今年で丸27年、来年度が28年目になります。

 

昨日、人生11回目の異動内示がありました。

 

あまり思い出したくない34歳で人生最大のピンチの話です。

 

両親のおかげで4年生大学をだしてもらって、32歳の時に友人の彼女の友人で結婚式の二次会から仲良くなって知り合って3ヶ月で結婚。

 

結婚してまもなく33歳の時に長男が生まれて翌年には次男が生まれました。

 

33歳の時はどんな仕事も断ることなく仕事、仕事、さらに1歳児と0歳児を嫁さんと二人三脚で育てる毎日。

 

県内にお互いの両親は住んでいるものの距離があり、あまり頼ることはできない状況でした。

 

定期異動と相まって次男が生まれる前日に引っ越し、新しい職場での人間関係、慣れない仕事で自分も気が付かないうちに精神的に疲弊していきました。

 

ご飯が喉を通らなくなって、眠ることがだんだんできなくなり、食事が美味しくないし、睡眠不足から思考力が低下して仕事の能率も上がりません。

 

4月に異動して5月頃には身体に変調がでて自律神経失調症の薬を飲み始めました。

さらに悪化してくると睡眠薬抗うつ剤を病院から処方されました。

 

外出するのが億劫になり育児も精一杯やってるつもりが空回り。夫婦で喧嘩することも多くなり、ついに10月には休職しました。

 

まさか自分が、という焦りと長い人生ここで立ち止まり休むのが大切なことと複雑な感情のなかの日々は今でも思い出すことがあります。

 

何もしない毎日を過ごす私も見て嫁さんはとても不安だったと思います。

 

自分も内心ではとても不安でした。

 

これからどうなるのか、職場復帰できるのか、そもそも復帰しても仕事をこなすことができるのか。

 

乳飲み子の子供たちを育児する毎日がその時の私の仕事でした。

子供たちのミルクやおむつの世話をする毎日は貴重な経験でした。

 

ようやく4か月後に職場復帰し慣らし勤務から徐々に体調も回復しました。

 

その年の定期異動で嫁さんの実家の近くに希望どおり異動することができました。

 

おかげで仕事内容も人間関係も変わり実家のサポートもあり職場に完全復帰することができました。

 

職場では私の代わりになる人間はいますが、家庭内に私の代わりはいません。

 

あの人生最大のピンチをなんとか凌いで今の自分の生活があります。

 

休職中には心身ともに自分自身の健康の大切さを痛感しました。

加えて仕事と家庭を両立することの大変さを味わいました。

 

これらの経験と子供たちが成長していくなかで父親として嫁さんのパートナーとしてひとりの人間として成長できました。

 

4月からは朝早く自宅を出て車通勤に1時間かけていた時間がなくなります。

 

往復2時間超かかっていた時間は自転車なら往復30分、徒歩なら健康管理もかねて往復1時間のウォーキングとなります。

 

新しい職場には、また新しい人間関係の中で仕事しますが、とりあえず通勤時に通過する公園内の桜を楽しみたいです。

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