こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#15 父親の存在感

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父親が社会の中で備えた能力は家庭内ではことごとく無意味である。

ワードやエクセルができること、メールがPDFで送れること、パワポで作成したものでプレゼンができること、全て家庭内の存在感を維持できる武器にはならない。

 

母親の絶対的な支配力が、日本社会に蔓延するある種の閉塞感も生み出しているのかもしれない。父親は、男子ならではの単純でバカ、未成熟さから家庭内では空気のような存在感しかない。

 

これから将来的には、生物学的な女子の安定感からますます母親の存在感が増す、父親はプレゼンスを喪失するトレンドは加速するに違いない。

 

※引用 内田樹さんの「街場の共同体論」