こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#24 振り返って平成時代を考える

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高校二年生の時に元号が平成になり30年間ほぼ走り続けてきた。

 

大学生になったときは専ら情報交換ツールは固定電話で一部の人がポケベルを持つ時代。

社会人になり携帯電話がでてきて、ようやくパソコンが一人1台になった。

インターネットが一般社会に浸透してきたのがこのころだった。

デザイン性が気に入り16万円ほどで初代アイマックを購入したが、メール送受信するくらいで喜んでいた。

携帯電話でもメールが送受信できるころになると仕事でメール前提のシステムが当たり前になっていった。

スマホがでてきたころになるとインターネット検索、位置情報、デジカメ、ビデオ、電子マップ、カーナビ、公共交通機関の時刻表、電子マネー機能など機能が強化され続けて今や生活の中に欠かせないものになった。

 

世界の大企業ランキングで一昔前はトップ10に日本の銀行系が4~5社いた時代からGAFAなどのネットや流通産業のイノベーション組に国際競争の中で敗北を喫した。

トップ10にはアメリカ企業が8社中国企業が2社。

日本のトップ企業トヨタでさえ35位。

 

高度経済成長時代の成功体験から抜けきれない日本企業は旧態依然のシステムから変革することができず成長産業にコミットすることができなかった。

銀行は、バブルの後遺症から自分たちの与信能力がないため、本来の業態である融資業ができなくなっており、日銀のゼロ金利、マイナス金利政策の影響もあり稼げなくなっている。

リアルビジネスでは建設業など製造業から超高齢社会として必要とされる医療福祉産業へのシフトがうまくいかない。

 

 

 一人当たりの名目GDPの日本とアメリカとの比較から分かる通り効率性が上がらないため、給料が上がらない。

世界の一人当たりの名目GDPランキング(2018年10月時点)で日本は25位

一方で中国の台頭が著しく基礎研究の分野でもアメリカを抜いている。

ここ10年スマホのインフラ整備がキャッシュレス社会を定着させ一足飛びに次の5G時代の世界のポジションをアメリカと競争している。

 

これから令和の時代にはどんな社会が待ってるのか、楽観主義の自分は楽しみである。