仕事には理(ことわり)の部分と情の部分があり、これらはトレードオフの関係になっている。
理を重視しすぎると情が薄くなり、情を厚くし過ぎると理が通らない。
法律や契約など理だけでなく、日本の伝統的な村社会文化が重んじられて相互で助け合っていく和の精神がある。
バランスよく考えたうえ最適解を導き出す必要があり、A案かB案か二項対立(二者択一)で悩んでいる場合に、新しいC案やD案を考え出せるかが重要である。そこに多くの人と議論し選択枝を増やす手法により知恵を生み出してやると解決案の最適化が実現できる。
あるセミナーの話で、「黄色のものを上げてください」と問われて、私ひとりで2分間必至に考えたがバナナひとつが限界でした。これを7人ぐらいのグループに分けて考えた結果、どのグループも20個くらいの黄色のものがでてきた。
多くの人の脳内メモリーを活用することがいかに有効か思い知った。
仕事のキーワードは、働き方改革やワークライフバランスの実現。
早く帰るのはいいけど仕事が遅れることはないの?
上司から定時になれば早く帰れ、残業代は出さない、と言われて、求められる仕事の成果は同じなのに定時に帰れていなかった人が定時に帰れる。
じゃ今までは何だったの。
残業代が欲しくて今から残業代出ないから帰る。
人として意味不明な感じ。
仕事に対する使命感や責任感、情熱がある人ほど残業代は無くていいから、自分の任された仕事はどこまでもやり抜く。
こういう頼もしい人います。
周りからの信頼は厚い傾向にある。
我々世代でもゆるっとした人もいれば、若い世代にパッション全開みたいな粋なやつもいるかもしれない。
もうひとつ長年感じてることだが、残業してる人はただ仕事の効率が悪いだけではないか。
真面目過ぎて余計な仕事をしている。
どうでもいい事柄にこだわり過ぎる。
一方で仕事ができる人に業務が集まってしまう現象。
とにかく健康だけが心配です。
家族もいてその人が潰れたら家族は露頭に迷う。
平成生まれのミレニアム世代、ゆとり世代、さとり世代には定時に帰宅することが正義で残業は悪という考えが蔓延している。
私の持論だが、同じ会社でも転職しながらでも関係なくキャリアアップを考えるなら年齢のフェーズをある程度意識する必要があると思います。
社会人となりキャリアをスタートしたばかりの時に任された仕事がバリバリできますか。
若いときには右も左も分からずに先輩や上司にいろんな指導を受けながら専門的知識を蓄えたり、人間性を伸ばしたり、コミュニケーション能力を磨いたり成長すべきフェーズではないでしょうか。