こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#17 地方がよくなる?!

 

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 独身の頃、畑で農業して採れた作物で自給自足の生活的な田舎暮らしに憧れていた時期がありました。

しかし、すぐに無理なことが分かり断念しました。

私はそもそも農業に向いてないことが分かりました。

また、やっぱり便利な生活が享受できる都市部の方に魅力的なことが多いです。子供の塾や習い事の多様性、高校の選択肢、ショッピングモール、美味しいケーキ屋さんetc田舎にはない。

 

 田舎である地方は若者が関東や大阪などに流出し高齢者の単身世帯が多く人口減少が著しくあちこちで空き家が目立っている。限界集落的なエリアも増えている。とくに空き家問題は、危険な空き家を行政側が強制的に壊すことができる法律ができるくらい深刻化している。

政府も地方再生としてまちひとしごと創生法の政策に積極的に予算化しているが、なかなか効果的なものは少ないようだ。

 仕事がないと人の流出は避けられないため、行政も企業誘致にも力を入れているが、焼け石に水の状態。また景気が上向かない中で製造業で設備投資に余力がある企業も多くはない。

 

 そんな状況で働き方の変化がひとつの光明ではないか。若者を中心としてフリーランス的な働き方が増えてきている。昔からSOHOという言葉が聞かれていた。最近ではインターネット環境の急速な発達により、会社に属さなくても個人の力でどこでも働けるようなライターなどのクリエイティブな仕事をする人が増えている。

sohoとは、「small office/home office」の略です。その言葉からも分かるように、小さなオフィスや普段住んでいる住宅をオフィスとしても利用し働いている人たちのことです。

 ベンチャー企業が、全国の空き家を再生してフリーランス的な働き方をする人などに定額(4万円/月)でレンタルするビジネスモデルがクラウドファンディングで人気になっている。空き家問題と併せて働き方改革を推進する取り組みがインパクトを与えている。これから民間の優秀な人達の知恵が、社会的な問題を解決するようなビジネス化が次々とでてくると地方衰退の解消の光明となると期待している。