こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#61 納得感のあるマイホームを手に入れるには

どうもこまこまです。

みなさんは自宅は賃貸派ですか?マイホーム派ですか?

マイホームでも、一戸建、マンションでも分かれるところですね。

 

私は一戸建ての自宅を購入して10年間その自邸で生活しました。とても満足しています。パートナーとは今でもたまにほぼ100点だったと自画自賛した話をします。

我が家はどうして一戸建てにしたのか、どうやって決まっていったのか振り返ってみることが何か皆さんの参考になればいいかなと思います。

そもそも自邸を持ちたいと考えたのは家族をもってパートナーとの日々の会話からでしょうか。子供が二人生まれて一番手間暇がかかり大変な時期(そのかわり可愛くてしょうがない時期)である3~4歳の時期を過ぎて、幼稚園保育園に通うころになると自分らに少し余裕が生まれてきます。

日々の生活に関する短期的な話題ももちろん多く会話しますが、長期的に子供たちの将来を見据えた教育方針やどこを拠点にして人生を過ごしていくのがベストなのか議論を深めていく時間が増えてきました。やっぱり毎日同じ屋根の下、同じ空間、同じ時間の中で生活を共にしていると価値観の共有化ということが日常化され、結構二人で擦り合わせていくことになります。

結婚式でのケーキ入刀が初めての共同作業といいますが、自分と違う人との共同作業は価値観の共有がないと疲れます。一緒に暮らし始めた頃はこの作業の連続で疲れることが多いのですが、徐々に住居に関わることを含めて価値観が共有化されて収束していきました。

我が家は定期的に県内での転勤があるため、どこに拠点を設けるかが非常に重要なファクターになります。県内の中心である県庁所在地であれば将来的な子供たちの学校の選択肢などの教育環境が充実しますが、土地代などの居住コストは割高になります。

人生の選択肢としてどこに住むかはとても重要なことなので、一朝一夕には答えはでません。何度も何度もパートナーと意見交換していくと具体的な場所がどこなのかが絞られてきました。

結果的に今の場所に決まったのは、新聞紙面で偶然見つけた不動産情報でした。

建築条件付きではなくて土地のみを販売していて土地面積が無駄に大きくなく魅力的でした。自分たちの住む空間はある程度オーダーメイドしたいという方針がある中で、家を建築する相手が同時に決まるのには抵抗がありました。また、自分らの生活空間はそこまで広々と要らない。かといって比較的中心市街地に位置するマンションは多くの知らない人と運命共同体となり価値観が合わない。郊外過ぎると土地代は安くなるけど、何かと中心地にある商業施設、文化施設や教育施設などと物理的な距離ができてしまい不便になる。このトレードオフの関係をバランスよくクリアしている土地物件でした。

(土地の概要)

土地面積:約50坪

土地価格:坪25万円

市街化区域の縁辺部を区画整理したニュータウン的な場所で、比較的中心地と大型ショッピングモールへのアクセスがいい。近くに田園地帯や大きな湖があり適度に自然が普段の生活で感じられる。実際に私は週末によくランニングをするのですが、湖のほとりまで歩いて2分ということで快適な生活ができてます。

価格的には予算ギリギリなのか?いまいち分からないというのが正直なところでしょうか。

次は購入した土地に家を建てることを考えていくことになります。もちろん自分では建てることをできないし、設計することもできないので施工会社を探さないといけません。当時は今ほどネットが発達していなくて、アナログ情報の蓄積や営業マンとの相性がとても重要です。営業マンは基本的に自分たちの都合のいいような主観的なバイアスがかかりまくって、あまりあてになりません。実際に会社の営業マンと意見交換して価値観を共有化していく過程には時間がかかりますが家づくりのキモかもしれません。

営業マンから聞こえてくる家づくりのコンセプトや理念が自分たちの家づくりの価値観と合致しているかどうかが大事なところ。ここがズレていると自分たちにとっての快適な生活空間が遠のきます。会社によっては家という商品を売ることが目的になっているところも多く存在します。家づくりは私達オーナーと施工会社の共同プロジェクトです。それも一生に一度の一大プロジェクト。なのでお互い納得感があり気持ちよく進行していかないとお互いが不幸になります。私はどこか家という商品の紹介に特化するような営業スタイルには不快感を感じていました。なので安くなってます的なコメントを言ってくる会社やすぐにお金の話をする会社など家づくりの本質的な部分を語ってこないところは避けました。

とりあえず今日はここまでとして、また続きを書きます。

 

どうもこまこまでした。