どうもこまこまです。
次のようなニュースについてみなさんはご存知ですか?
飛行機代6万円の恩人見つかった 沖縄の高校生、地元紙通じ https://t.co/QmVsoJtIsm @SankeiBiz_jpさんから
— こまこま (@komakoma41) 2019年5月13日
昔、私も同様なことでお金を渡した経験があります。
その時、私が渡したお金は返ってきませんでした、騙されました。
思い出してみます。
もう20年ぐらい前、私の年齢が25才、独身生活を楽しんでいてお金には全く苦労していない感じでした。(今でもさほど苦労はしてませんが、、、)
その日は、アフターファイブに職場のレクレーションのバレー大会に参加するために市内の体育館で汗を流してました。
毎年恒例の柔らかいボールで実施するミニバレー大会。
野球やサッカーなどに比べて誰でも楽しめるスポーツです。
大会も終了して職場のみんなで近くの居酒屋で打ち上げが開催されることになっていた。
急いでシャワーを浴びて美味しいビールをいただくため、ダッシュで自宅のアパートまで帰ろうとしていた、その時。
初老のおばさんに声をかけられました。
話を聞いてみると自分はここから1時間くらいかかる自宅のある町まで帰りたいのだが、財布を紛失してしまって帰ることができない。
どうしていいか、困っているとのこと。
昔から困ってる人を見かけたら助けてあげることを教育されてきた私は、お金を貸してあげないといけない気持ちになりました。
その時、お金を貸してくれと言われたのか、こちらから貸そうとしたのか覚えていない。それにしても五千円もあれば大丈夫な様子でした。
私の財布の中には1万円札しかありませんでした。
五千円のおつりをもらうこともできないし、両替しようにも近くに何もありません。この場合、五千円も一万円も同じこと、と考えて一万円を手渡しました。
私の連絡先を伝えていましたが、その後そのおばさんから何の連絡もなく私はあえなく寸借詐欺にあいました。
寸借詐欺について詳しく書かれた記事があったのでリンクを張っておきます。
https://enjin-classaction.com/column/detail/?columnId=875&category=labor
私はお金が返ってくることは貸した時点で半分諦めていました。
お金を第三者に貸す場合、帰ってこないものと思えとの教え。
見事に返ってこなかった。
この金額設定も絶妙で6万円だと貸そうとする人はなかなかいないと思う。
だから今回の沖縄の件でお金を6万円差し出した埼玉の医師の方は奇特な方ですね。
一歩間違えば美談ではなく寸借詐欺の話になってました。
人の善意につけ込む寸借詐欺は許されないですが、私はいい社会勉強をさしてもらったと前向きにとらえました。
たかが一万円ですから。
その後の人生で私はまったく逆の立場になって財布を盗まれて困ってるときに2万円を貸してもらったことあります。
この時は無一文になって困ったときに人の善意に助けてもらいました。
ただこの場合はお金を貸してもらった役場の方と面識があって、自分の連絡先から名前、住所、職場すべてをお伝えしてるので信用がまったく違います。
お金の貸し借りには信用が大事なことですね。
信用が昨今ではクラウドファンディングというお金集めの手段も作り出してます。
また、価値主義というものがお金の存在意義を変えようとしている。
だってお金はひとつのツール、道具でしかありません。
いつもホリエモンもいってます。
「お金をそんなに稼いで何するの。」
ホリエモンのそんな価値観が民間ロケットを飛ばして初の成功につながってるのでしょう。
お金がないとこの資本主義社会のなかでは生活できません。
だからといって1億円必要でしょうか、2億円必要でしょうか。
私は宝くじは買いません。
だって宝くじが当たって3億円もらったら私の人生が滅茶苦茶になり、転落人生となることは明白です。
お金は自分の信用や自分が生み出した価値で稼いだものでないと意味がない。
「悪銭身に付かず」ということわざがあります。
要するにマネーリテラシーを勉強して防御を固めないとお金が入ってきても自分の財政基盤は堅牢なものにならない。
以上こまこまでした。