こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#78 日本の国家予算はどのくらいかご存知ですか

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どうも毎日記事更新こまこまです。

 

突然ですが皆さんは日本の今年度の国家予算はどのくらいかご存知ですか。

財務省の国家予算でググればでてきますが約100兆円です。税収は約60兆円。

平成元年の国家予算は約67兆円でした。その時の税収は約60兆円で国の借金である公債は約7兆円。この30年間税収は横ばいの60兆円なのに借金を毎年30兆円している国。

平成30年度末の日本国の借金残高は約883兆円だそうです。

 

ここで100兆円も何に使ってるのかというと約3分の1の33兆円近くが社会保障費。次に地方への仕送りになる地方交付税交付金とあわせると約50兆円になります。所得税法人税、消費税など約60兆円の国税を集めてもほとんどが社会保障費と日本国に生まれた人の公平、公正さを保つために市町村や都道府県など地方公共団体へのお金で消えてしまう。よく無駄遣いのやり玉にあがる公共事業費はたった6%、国防費で5%しかありません。高齢者が多い棺桶型と言われる人口構造と東京一極集中の偏った人口分布のため国家予算の半分が費やされています。日本の政治家や優秀な官僚はこの姿に何も思わないのでしょうか。こんな歪な国家予算でも大丈夫なのでしょうか。これからも借金は膨らみ続けるでしょう。ギリシアみたいにはならないのでしょうか。

 

東京一極集中はどうしようもない。どこに住むかは個人の自由だから。東京の人口が約1380万人(ちなみに23区だけで約900万人)。東京を含む1都6県の関東圏だけで約4300万人。日本人のおよそ3人に1人は関東圏に住んでます。朝から通勤の電車があんなに満員になるのが分かります。

 

ここでもっとお金持ちから所得税をとればいいという人がでてきます。日本の所得税累進課税制度ですが課税される所得金額が900万円を超える部分は33%、1800万円を超える部分には40%、4000万円超えると45%の税率で課税されます。もう十分ではないでしょうか。あまりにも日本は所得税率が高いので高額納税者が海外に逃げているありさまです。また法人税率も高くし過ぎると優秀な企業が海外に逃げて法人税を日本に納めてくれません。なかなか簡単に金持ちから税金はとれません。

 

そもそも日本の法人の70%は法人税を払っていません。なぜかというと赤字決算だから。国税法人税というのは黒字の部分にかかる税金なので赤字の法人である企業は支払う必要がないのです。赤字なら仕方ない、と思うのはサラリーマン的な考え方です。

サラリーマンは知らないうちに綺麗に所得税を払ってるので税金のことは普通はよく分かりません。法人は経費というのがあります。よく経費で落とすといいますね。法人の営業のために必要なものであれば車でもパソコンでも経費になります。

なのでうまい具合に節税することで赤字決算にすることができます。大手企業はよくわかりませんが。小さい法人はそうです。

 

現在の日本の資本主義経済にはいろんな歪みが存在します。

そのことを書いてあるのが

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)です。

原著となる親本は17年前の2002年に発売されて30万部超えるベストセラーになってます。

「サラリーマンが金持ちなれる方法は3つある」と書いてあります。

詳しくはここには書けませんが、独自の観点から生命保険のことや住宅ローンのことが書いてあって勉強になります。

 以上こまこまでした。