1年以上にわたる毎日2分の筋トレ習慣でも効果を実感。
どうもこまこまです。
「サピエンス全史」「ホモ・デウス」に続くハラリ3部作
を読了したので記事投稿します。
人類は、農耕技術の進展により定住する集落において宗教や国家、貨幣など虚構をつくり出した。現在、インターネットによるグローバル化が進む一方で、英国による欧州連合離脱や米国のWHO離脱など世界の分断化も目立つ。
AI技術と生物工学の普及の組み合わせから一握りの超人的な金持ちとそれ以外の無用な人との新たな分断を生み出す可能性があるとハラリは説く。
資本主義の根幹であるお金について、アナログ的なコインや紙幣からクレジットカードやQRコード決済などデジタルなお金が私たちの日常生活で急速に進んでいる。
新型コロナ対応により国家は100兆円ほどの当初予算に加えて120兆円規模の追加経済対策を行う。
20年前に600兆円超の借金が2020年には1000兆円超にも増幅。
仮想化するお金が、複雑化する経済の根本的な道具であることは間違いないが、何か腑に落ちない。
昨日は、飲食店の店主が経営難からの自殺?のニュースを見聞きした。
新型コロナに対して国家の対応が遅いなどと嘆く声もわかるが、どこか腑に落ちない。
国家と個人、経済とお金、自由と責任、平等と公正、人生と労働、、、。
本書では、
人類が直面する史上空前の変化と根源的な不確実性を伴う世界に対して私たちはどう備え、次世代にはどんな準備をさせておけるか?
を次のとおり説く。
大量な情報をスマートフォンで瞬時に得られる時代のなかで求められる能力は、
情報の意味を理解したり重要なものとそうでないものを判別できる能力、さらに大量の情報の断片を結び付けて、世の中の状況を幅広く捉える能力。
また、学校は何を教えるべきか?という問いに対して多くの教育の専門家は、批判的思考、協働、創造性、コミュニケーションを教えるべきだと主張している。
なかでも重要なのが変化に対処し、新しいことを学び、馴染みのない状況下でも心の安定を保つ能力になるだろう。2050年の世界についていくには新しいアイデアを考えつくだけではなく、何よりも自分自身を何度となく徹底的に作り直す必要がある。
新型コロナ騒動があらわにした不確実で複雑な世界をどう生きていくべきか?学校では決して教えてくれないことにどう向き合えばいいか。
私は、変化に順応するために精神的、肉体的、頭脳的に自分自身をアップデートするために、世の中の様々なことに好奇心を抱き学び続けるしかないと考える。
学び続ける大切さをこの本を読むことで学べました。
人生100年時代、たった一度きりの人生であり「人生二度なし」です。
死ぬ瞬間に「わが人生悔いなし」と思って死にたいならば、今の一瞬一瞬を大切にして生きていきたいと再認識。
以上、こまこまでした。