読書という自己投資は10年後に複利で大きな差が。
どうもこまこまです。
HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメントを読了したので感想記事を投稿します。
自分がこの本を選んだ理由
- 今年からマネージャー職に初めて就いたので勉強したい
- 『High Output Management 』その1(2019年1月18日放送)/ Voicy - 今日を彩るボイスメディアでマスター荒木博之さんが推薦していた。
- 元LINE執行役員で現ZOZOTOWN執行役員の田端信太郎さんが主宰するオンラインサロン「田端大学 ブランド人学部」の課題図書であった。
著者情報
著者名:アンドリュー・S・グローブ
1936年ハンガリーのブダペスト生まれ。1956年にハンガリーからアメリカへ移住。ニューヨーク市立大学を主席で卒業。カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。卒業後、インテル社の創業に参画して第1号の社員になる。
79年に社長に就任。97年にはタイム誌の今年の人に選ばれた。98年にはインテルのCEOに就任して、2004年には会長から退いた。
この本の概要
出版日:2017年1月16日
発行:日経BP社
本書は1984年に発行された「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」(早川書房)に加筆・修正して1996年に発行された「インテル経営の秘密」(早川書房)の原書をもとに2015年に米国で出版されたペーパーバック版を翻訳したもの。
( 目 次 )
第1部 朝食工場 生産の基本原理
第2部 経営管理はチーム・ゲームである
第3部 チームの中のチーム
第4部 選手たち
引用を交えた感想
マネジャーのやるべき事は部下の教育とモチベーションの向上。マネジャーが部下の生産性を向上できる方法は2つしかなく、モチベーションと訓練。
自分の仕事でのキャリアは26年で今までも若手技術者への教育には熱心に取り組んできました。特に人間性が素直で誠実なタイプには公私にわたって熱く教えてしまいます。今年からマネジャー職に就いてさらに新規採用職員が部下にいるので本から参考になることが多かったです。
自分で仕事をやるより部下にやってもらう方が難しいとよく聞きます。仕事への向き合い方は人それぞれですし会社といったコミュニティーへの依存度はひと昔前に比べて変わってきています。それでも若い人が一生懸命に仕事を覚えて早く一人前になりたいという気持ちを持ってるのは今も昔も変わらない気がします。
チームが5人いるとそれぞれの個性がありキャリアやチームにおけるポジションも違うため期待される役割やパフォーマンスも違ってきます。本に書いてあるとおりテコの原理によりチーム力を最大化するのがマネージャー職に就いてる自分の仕事。また部下のみんなが気持ちよく仕事ができる環境をつくっていくのも自分の役割のひとつ。
働き方改革は残業時間が減ったとか表面的なことではなく仕事時間が他者貢献や自己成長につながるような本質的なことをもっと意識する必要があると何となく考えてます。
会社組織でミドルマネジャーのポジションにいる人に特におススメの本です。
HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント
- 作者: アンドリュー・S・グローブ,ベン・ホロウィッツ,小林薫
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2017/01/11
- メディア: 単行本
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以上こまこまでした。