日本は資本主義経済である。
その中で生活していくので、保険やマイホーム、車のローンなどお金の使い方、貯め方などお金のことについて学ぶことは非常に重要なことであるが誰も教えてくれない。
親が多少教えてくれるが、とにかく無駄遣いしないようにと言われるくらい。
20年前に欧州一人旅に行ったときにつくづく感じたのは、お金は道具ということ。
日本でしか通用しない円の貨幣を現地で使える貨幣に変換して使用したりクレジットカードでいろんなサービスを受けたり商品を買う。
そういう意味ではお金がないと何もできないわけだが、日本貨幣は取り扱いしやすいように紙でできてるため、しかるべき変換をしないと現地では紙切れである。
日本国家が製造してある貨幣なので信用があり価値がある。
おそらく製造コスト自体は数百円しかかかってないのでは。
お金は信用されて価値があることが基本で相手国の中でも通用されるシステムになっている。
一方で西洋人は余暇の使い方がうまい。
というか人生を楽しむために仕事するという人生観を持っている。
日本人は西洋人とは逆で仕事することが目的化しており仕事するために余暇がある。
なので日本人は余暇の使い方が分からない。
みなさんは今年のGWの10連休はいかがでしょうか。
何もするか決まってますか?
おそらくお金もないのに旅行など行けるわけがなく、せめて安近短の日帰り旅行にいくか実家に帰るぐらいではないか。
それもこれも根本にあるのは、お金に関する知識、マネーリテラシーが不足しているためである。
基本は毎月もしくは毎年いくら何に使っているか把握する必要がある。
これは家計簿でなくともざっくりと年間でどうか把握する。
給料、ボーナスの収入に対して食費、衣類、電気代、住居費、通信費、自動車保険、生命保険などの支出を把握することがマストになる。
収入増はなかな望めないため、そこから無駄な部分をカットする。
次に何にお金を使うかも重要となる。
お金の使い方は、消費と浪費と投資の3種類に大別される。
消費とは食費や日用品の購入など生活していくために必要不可欠なもの。
浪費とはパチンコや無駄な飲み会など何も自分に蓄積されずお金が消えるだけのもの。
投資とは学びのための書籍購入や有料コンテンツ購、資格取得のためのスクール代など自分をアップデートさせるものもしくは投信や不動産などお金を生み出すもの。
浪費は何も生み出さないので徹底的に見直す。
なお、飲み会は人脈の形成や仕事上チームワークの醸成のため必要最低限なものもある。
長い人生において、お金とうまく付き合っていくかが豊かな人生を過ごせるか重要なファクターであることは間違いない。