読書は最高にコスパがイイ自己投資。
どうもこまこまです。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につけるを読了したので感想記事を投稿します。
自分がこの本を選んだ理由
みなさんは、「やり抜く力」をつけたくないでしょうか。
自分の人生において目標を設定して繰り返しクリアしていく。
そんなことについて「天才賞」を受賞した著者が科学的な根拠を交えながら紹介していくベストセラー本。
著者情報
著者名 :アンジャラ・ダックワース
ペンシルベニア大学心理学教授。近年、アメリカの教育界で重要視されている「グリッド」(やり抜く力)研究の第一人者。2013年、マッカーサー賞(別名「天才賞」)受賞。
訳者:神崎郎子(かんざき・あきこ)
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。主な著書に「スタンフォードの自分を変える教室」「スタンフォードのストレスを変える教科書」などがある。
この本の概要
出版社:ダイヤモンド社
2016年9月8日 第1刷発行
2018年11月12日 第12刷発行
人生でなにかを成し遂げれるかは「生まれ持った才能」ではなく「粘り強さ」と「情熱」によって決まる可能性が高い。
本書でいう「やりぬく力」をつける方法をひと言でいうと、
「利己的な興味から目的を発見し、利他的な学びを習慣化すること。」
引用を交えた感想
子供たちの「目標達成力」と「しなやかな強さ」を育むこと。(中略)
成功するには「やるべきこと」を絞り込むとともに。「やらないこと」を決める必要がある。(中略)
必死に努力する以前に、まずは楽しむことが大事。(中略)
いったい何が自分の一生を方向付ける最重要の目標になるかなど見当もつかない。ただひたすら心から楽しんでいるのだ。言ってみれば、その道を究めた達人でさえ、最初は気楽な初心者だったということだ。
今2019年の日本は歴史上、類をみない平和で自由な時代です。飽食で生活保護などバックアップもあり、のたれ死ぬ事はまず無いでしょう。自由という事は同時に自己責任を伴います。
日本では資本主義経済ゲームにおいて、一応はみんな公平な機会が与えてあるという前提になっています。一方で、資本主義経済では「持てる者」と「持たざる者」という個人間格差がどうしても拡大してしまいます。二世政治家や歌舞伎役者などをみれば、この世に生まれた瞬間に公平性に疑問符があることがわかります。
それでも、なんでも他責にしていても1ミリも自分の人生は変わりません。自分の人生をよくするには、自分が主体的にコントロールすることにフォーカスすべきです。何事にも挑戦し失敗を繰り返していくうちに自分がやりたいこと、楽しめることを見つける。
「利己的な快楽の欲求」にもとづくもので構わないので、自分が見つけたそのことに迷わずただひたすら努力していく勇気と知恵が必要ではないでしょうか。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (13件) を見る
以上こまこまでした。