貧乏性なのになぜかお金が貯まらない。
どうもこまこまです。
今日はリーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)
を読了したので記事投稿します。
日本でリーダーで有名な人みなさんは誰が頭に浮かびますか?
本書ではリーダーは「見えないもの」が「見える」ことなど求められる能力についても書かれてますが、それより私の胸に深く刺さったのは自分の意味や価値、夢や志について書かれてるところでした。
人は約16年間にも及ぶ学校生活を経験したあと長い会社生活のなかで組織や規律に縛られて身動きができなくなる。家族や世間体など守るものも多くなり本当に自分がやりたいことや好きなことが探せなくなってくる。
自分自身もそうである。
組織の歯車として26年間で10回の異動を経験して毎日の自分の時間が流れている。
私は社会人となったときから、組織のなかでしか通用しない肩書やスキルではなくてどこに所属しても独立しても通用するような人間でありたいと強く考えていました。
本書で書かれている部分を一部抜粋します。
比較的同質的な社会に暮らして受験戦争の洗礼を幼少期に受ける私たち日本人にとっては、一種の競争になりがちだ。ライバルよりも大きな成果や信用の蓄積度合いが時に給与やボーナスといった報酬額に跳ね返り、出世に反映される。
世間の評価というものが評価尺度になると「やれば認められる」「認められるためにやる」という具合いで信用蓄積はゲーム化していき、私たちはそのゲームのなかに埋没していく。その結果「本当にやりたいこと」をいつの間にか忘れてしまい、当初は何かを成し遂げるための手段であったはずの信用が目的になってしまう。
ほとんどの人はこの目的化した信用を蓄積するために自分の時間を費やしてしまう。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズが言った有名な言葉、
「他人の人生を生きるな、自分の人生を生きろ
本当に自分がやりたいことは何か。」
自分がやりたいことを探すヒントとなることが本書にあった。
長い人生を送り、その半ばも過ぎたころになってようやく「これが自分かな」と見えてくるものが自分だ。
また、もう一節
その人の価値観だけでなく、才能や能力、動機や欲求にも目を向けることになる。
「何がうまくできるか」「どのような欲求が自分の中で強いのか」「何をしている自分に意味や価値を感じるのか」という問いから統合的にとらえる自分の姿を示唆するのがキャリアアンカーだ。
自分の価値を見出すのは容易なことでないかもしれない。
自分には何ができるかわかるためには、何か新しいものに挑戦してみるしか何ができるかがわからない。
いろんな分野を経験したり学ぶことで自分の才能や能力の点を打っていき、その点が結ばれ広がる空間が自分の人生を豊かにしてくれる。
以上こまこまでした。