読書は最高にコスパがイイ自己投資。
どうもこまこまです。
2019年に30冊以上読んだ本の中からおススメしたい本5冊をご紹介します。
- 上級国民/下級国民
- イノベーションのジレンマ 増補改訂版
- ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
- ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件
- GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
1.上級国民/下級国民 (小学館新書)
2019年同じように車で人を殺してしまっても逮捕される人、逮捕されない人。
日本社会には「上級国民」と「下級国民」が存在する。
日本は経済至上主義により好むと好まざるにかかわらず2極化がすすむ。
そんな日本社会では「持てる者」と「持たざる者」の分断により男の「モテ」と「非モテ」の2極化も同時にすすむ。
2.イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)
この本ではハードディスク業界などの事例を交えて幾度となく証左してあるのが持続的技術の成長にはいつか限界がくる。最近のアイフォーンの進化をみれば分かるとおり年1回の新型アイフォーンが発表されるがカメラが少しばかりよくなる程度。
テレビも白黒がカラーになったりアナログがデジタルになったりした場合に比べて大して技術的な成長はない。
企業の経営者たちは顧客や株主を大事にするあまり持続的技術の向上へ投資せざるえない。
かといって技術的な成長と逆行するような下方に降りていくこともできない。これがこの本が言うイノベーションのジレンマ。
機能性を高めていく持続的技術の先にアイフォーンやアイパッドは生まれなかった。
イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)
- 作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 単行本
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3.ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
ベストセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』が話題の山口周氏。山口氏が「アート」「美意識」に続く、新時代を生き抜くキーコンセプトをまとめたのが、ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式です。
4.ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
「持続可能は利益が企業にもたらされる戦略」それがストーリーとしての競争戦略の肝。
ストーリーとして魅力ある戦略を持つ企業の具体例が列記されており、ビジネス展開を考えている人や今から起業して会社経営を目指す人には必読のビジネス書です。
戦略を静止画と動画の対比として捉えた表現に2010年にして表現手法に先見の明を感じずにはおれません。アマゾンやスターバックスなど具体的な企業の戦略、戦術を詳らかにして優れた戦略の文脈としてのアウトプットに「すでに経営学の古典となった一冊」にも納得です。
ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
- 作者: 楠木建
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/05/10
- メディア: 単行本
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5.GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
心理学的に人間にはテイカー、マッチャー、ギバーの3タイプ存在する。
テイカーは他人からとにかく何か得ることが全ての人。
マッチャーはギブ&テイクのバランスをとる人。
ギバーは他人への貢献だけを考える人。
この3タイプの中で一般的に成功者に多い人はどのタイプか?
それはギバーです。
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのかにも書かれてる「返報性」といわれるもので人は与えられると恩義を感じて何か返したいという気持ちなります。ギバーは他人から社会から信用、信頼を得ます。経済活動やビジネスの中で信用や信頼は最も大切なものです。
社会は人とのつながりで成り立っているので「他者思考型」ギバーは成功しやすい。さすがにギブし過ぎて自分自身が枯渇「自己犠牲型」ギバーもいる。
ギブ&ギブの精神で一方的な親切を受けると人はあなたが困っているときに助けたくなる。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
- 作者: アダムグラント,楠木建
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/01/10
- メディア: ハードカバー
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以上こまこまでした。