こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#234 資本主義と脱成長を両立できるデジタル化

今日という日は人生で一日しかありません。

どうもこまこまです。 

 

 

資本主義が地球温暖化パンデミックの原因

日本政府が2020年10月に持続可能な社会の実現のため2050年までに温室効果ガスの排出量ゼロを目指すことを発表。

 

さらに2030年に向けた温室効果ガスの削減目標について、政府は2013年度に比べて46%削減することを目指すことを発表。

日本政府の実現不可能そうな目標を掲げるのは地球規模で気候変動が待ったなしだから。

 

長いサピエンスの歴史の中で人間の英知による欲望のあくなき追求が自然環境を破壊し地球温暖化による気候変動や新型コロナ感染症によるパンデミックをもたらした。

 

人工的希少性が資本主義の正体

そもそも資本主義経済の根っこにあるのが人間の利己的な利潤追求に基づく大量消費、大量生産。

商品生産量のコントロールが困難で、売れる商品はとことん生産するし、余れば廃棄するの繰り返し。

そこには資本主義経済社会の限界が垣間見えてくる。

 

資本主義の構造がマーケティングやブランドイメージによる人工的希少性を生み出し、大量消費に駆り立てること。

ブランドのロゴひとつで実質的な使用価値に魅力が上乗せられて私たちの購買力が行き過ぎた商品の消費、浪費をもたらす。

 

グッチやエルメスフェラーリやポルシェといった洋服、車は、本来の使用価値にブランドという高付加価値が消費、浪費の源泉。

参考図書

人新世の「資本論」 (集英社新書)

人新世の「資本論」 (集英社新書)

  • 作者:斎藤 幸平
  • 発売日: 2020/09/17
  • メディア: 新書
 

 

コロナがあぶり出した日本

モノがあふれて問題の解決がほとんど整った便利な社会でこれ以上の消費、浪費は必要がない日本。

一方で世界的なパンデミックで顕在化した問題点。

他国と比べてコロナ感染者数は抑えてるものの支援金受給やワクチン開発、供給の遅れ、学校教育の脆弱性が現時点での日本の実力を露呈した。

 

我々は必要のない商品やサービスを売り続けてGDPなど数字の奴隷による成長を目指すことから脱却し、必要となるものを必要なだけ確保する適度な需給バランスがコントロールできるデジタル化社会を目指す。

 

指数関数的に進化するテクノロジーを使いこなせる人材育成が望まれるものの国会ではスマホも持ってない人がIT担当大臣になる始末。

 

義務教育でも慌ててタブレットを配って先生たち自身がデジタル化に対応できずいろんな連絡も紙で処理するアナログ感。

 

デジタル化に対応できて各自の本業にも対応できるような人材があちこちで不足してる状況で自分がコントロールできることだけに全集中。

以上こまこまでした。