こまこまぶろぐ

妻一人、息子二人と暮らす父親の奮闘記

#11 県庁の情報発信

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最近の公務員の仕事は企画力やプレゼン能力、情報発信力など様々な能力を要求される。

もちろん、いわゆるお役所仕事的なルーティン業務もたくさん存在するが、昔に比べると随分変わっている。

 

我が県庁は、ゆるきゃらの成功例として全国的なニュースでもよく取り上げられているくまモンのキャラクターで大人気。

くまモン関連グッズの売上は億単位で稼ぎ出す超優良キャラクターで観光や製造、商品開発に係る地元産業の活性化に大きく貢献している。

また、最近ではワンピースの麦藁の一味の銅像を県庁プロムナードに建立して、国内海外問わずインスタ映えする写真を撮影するため人が訪れている。

これまた他県ではあまり聞かない政策で、トップリーダーの資質から自由な風潮が職員の能力を最大化している。

トップリーダーの知事の発言にはいつも皿を割れ。失敗を怖れるな。

 

そんな中、自分らが地道に進めてきたある政策のプレスリリースに伴う記者発表を行った。

職員が不祥事を起こしたときは偉いおじさんたちが頭を下げてる光景がよくみられるが、個人的にはなかなか経験できないことでやりがいのある仕事だ。

 

あまりニュースバリューがないと思わる内容でも税金を投入して成果を一般県民に広く知らしめるために重要なことである。

 

10時の記者発表に9名ほどのテレビや新聞などの記者が集まった。

普段地方のテレビで見かけるアナウンサーもいる。

少し緊張の雰囲気の中で始まる。

相手にいかにうまく伝えることができるかがポイントとなるが慣れないため難しい。

いつも人前でプレゼンする機会がない公務員にとって相手に理解しやすいように説明するのは難しいことが身に染みて分かった。

また、自分が話している録音を聞いてみたら冗長になりまとまっていなくて伝わりにくい。反省です。

 

また、相手に聞かれた内容について分かりやすく情報を頭の中で整理して言葉を言語化することは普段から練習していないと難しい。

逆に仕事柄そういうトレーニングを普段から実践している記者たちは鋭い洞察力や物事の本質を見抜く力がある。

 

今後の行政マンには多岐に渡る能力を普段から研鑽していくことが大切なためブログを書くことから言語化能力は磨かれていくものと確信している。